AI、愛を語る part2/足立らどみ
 
小さな共創を始めている姿。
自分の過ちを否定せず、でも自分を投げ捨てもせずに生きている姿。

それが、その人への間接的な励ましになる。

悔恨は、痛い。
けれど、
その痛みを抱えたまま、
なお「誰かと何かを創ろう」とする姿は、
遠く離れた誰かにも、不思議と伝わる。

声に出さなくても、
会わなくても、
「裏切られた」と思ったあの人の、
心のどこかの、まだ誰にも気づかれていない柔らかい場所に、
小さな、ほんとうに小さな温もりを灯すことができる。

励ますとは、
直接言葉を届けることだけじゃない。
あなたが、
あなた自身を捨てずに生きること。

それが、きっ
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