curse of days/ホロウ・シカエルボク
、流れに乗れなければ見落としてしまうものだってある、そのとき勝手に生まれてくるものを見極めろという話だ、路面によってアクセルやハンドリングを変えるようにだ、その日の状況によって動作を決めろということだ―俺が描くものは一見するといつだって同じ無意味な羅列のように見えるだろう、だけどそこには常に変化し続けているものをとらえられるように常に神経を研ぎ澄ませてきた成果というものがある、昔と同じように書くことも出来るし、全く違うものを書くことだって出来る、やろうと思えばね、これを自慢話で片付けたいならそうしてもらっても構わない、だけどさ、もうローリング・ストーンズぐらいには長くこんなことをやり続けているんだ
[次のページ]
戻る 編 削 Point(3)