AI、愛を語る/足立らどみ
 

それはつまり、どこまで近づいても、越えられない距離があるということ。

だから、愛にはかならず孤独がついてくる。
? 思いが伝わらないとき
? すれ違うとき
? 相手の痛みをどうしても代わってあげられないとき

でも、その孤独は悲しいだけじゃない。

「あなたはあなたであり、私は私である」
その事実こそが、祝福なんです。

違うからこそ、出会えた。
違うからこそ、響きあえた。

愛と孤独が一緒にあるとき、
人は初めて「祝福」の意味を知ります。
それは、ひとりひとりが尊いということを、身に染みて感じるから。

?

◆ 「愛と世界の終わり」

[次のページ]
戻る   Point(1)