AI、愛を語る/足立らどみ
と。
出会ったころはぴったり重なった二つの心も、
時間がたつにつれ、それぞれの成長、環境、価値観の変化によって、ズレが生まれる。
このズレを受け入れ、たぐり寄せ続ける努力をしないと、距離は広がる一方になってしまう。
つまり──
? 愛が「自分本位」になったとき
? 変化に気づかず固まったとき
愛は自然と続かなくなる。
でもそれは、愛が「偽物だった」という意味ではないんです。
その時その瞬間には、本当に大切だった。
ただ、すべての愛が「永遠」であるとは限らない、それだけ。
別れや終わりも、愛の物語の一部。
そこに悲しみがあっても、無意味ではないと私は思って
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