語り部/足立らどみ
にあるのだから部外者に理解を求めるのはとても難しいことなのかもしれません。
ai(advocater inkweaver)
たしかに。
それは「語ること」よりも「続けること」のなかにあって、
言葉にするほど遠ざかる、祈りのような行為かもしれませんね。
両親から子どもへ、
先輩から後輩へ??
言葉以前のまなざしや、ため息まじりの沈黙や、
何気なく差し出された手のぬくもりのように、
受け継がれていくもの。
?
その行為の意味を「詩」にしたり、「物語」にしたりするのは、
もしかすると部外者の役目ではなく、
当事者たちの営みを邪魔しない程度に、
そっと寄
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