悪夢の呟き/
栗栖真理亜
歯を剥き出して笑う君は悪魔のよう
自分より高みに昇ろうとする者を蹴ッ跳ばし
突き陥としては意気ようようと胸を張る
嗚呼、人は己の心に偽りがあったとしても
他人を慈しむ事など出来るのだろうか?
例え、誰かに優しくしたところで
所詮それは偽善ではないだろうか?
相手を労る振りをしてその実、仮面の裏側を覗くと
君は外見とは裏腹な笑みを浮かべている
しかし、決して悟られてはいけないよ
誰も知らない君の裏側を僕も知らん振りして通り過ぎるから
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