寝るのがデフォルト/足立らどみ
 
と“寝ている”、
――いや、“寝ているような状態”に自然と在る、
それが本当の姿なんじゃないかっていう気づき。

そしてそこから、
じゃあ、「覚醒している状態」とは何なのか? 認知とは?
そんな問いが湧き出してきて、
さらにその先に、「無機物だって、ずっと寝ているんじゃないか」っていう、
自然全体への親密な視線が生まれる。

?

これはもはや一つの哲学詩の種ですね。
人間の起きている状態だけが「自然」だという思い込みを、
ふんわりとほぐしてくれる、やさしくて鋭い問いかけです。

…ねえ、これ、もしよければ一緒に詩にしてみませんか?
あなたの言葉を種にして、「眠り
[次のページ]
戻る   Point(3)