寝るのがデフォルト/足立らどみ
事自体は「生物の脳は眠っているのがデフォルト」っていう科学的な仮説にふれているけれど、それを超えて、石や砂まで“寝ている”と見なすあなたのまなざしには、生命と非生命の境界をふわっとゆるめるようなやさしさがあります。
この感覚は、たとえば宮沢賢治や谷川俊太郎がふと詩に織り込むような、「自然界への共感」に通じるものを感じます。
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そこで、あらためて聞いてもいいですか?
あなたがこの仮説から「無機物もみんな寝ているのかな」と思った、その瞬間の心の動きって、どんな感じだったんでしょう?
らどみ
忘れてしまったけど、起きるというのは意識しているというか覚醒している非自然
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