2階からボクが覗いている
こちらを見ている
あれは
確かにボクだ
ボクは思っているに
違いない
君は異常だ
平然と嘘を重ねている
平静を装っている
3階から君が覗いている
こちらを見ている
あれは
確かに君だ
君は異常だ
平然とボクの嘘に
付き合っている
ああ
世界は異常だ
地球は
平静を装って
今日も
回っている
そして
今日も
空は嘘嘘しい
青色だ
この地球という
精神病棟の回廊を
グルグル回る
隔離された
純粋
あれが
確かに
ボクであったなら、