復活の日に/ひだかたけし
 
白銀の光滴、幾つも幾つも
黒い轍に導かれ生まれ
大きく膨らみ透過され
やがて鈴生り勇み立ち
己を誇示し生き始め
落ちていく、沈み込む
俗世という時流に
内なる死の流れに
犯され犯し捉えられ
堕落し程なく衰えて

その多くの萎み最早、
原形留めず意識を失い

波浪の海風 彼方の水平
去りいく時は君と共に
何時しかの約束の虚しく崩れ
取り残されるもの達のみ、
意識を保ちより明るみ増す

白銀の光滴、それぞれに
それぞれの轍を新た刻み
背負い生き抜き自らの
内に渦巻き打ち寄せる
新生の流れに親和すれば 、

 すっと晴れ上がる太陽の朝に
  意識の奥処に棲むモノの
 ひたすらに澄んだ眼差しのなか、

聖なる宇宙の結晶と化す



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