ちょうど境で終わりを前に /
ひだかたけし
ゆっくりゆったり
頭もたげる私である声 、
灼熱するもの冷え切るもの
只その双方の均衡の最中に
地の向こうから群れなして
ヒビキのコトバの響き愛、
形造らんとした意味合いの
塵埃の粒子から弾け出し
そぼ降る雨を浴びながら
いずれ宙へ還っていく
内から働く言霊の魔力
それ創造ノ原音響 、
ひと、独りにしてひとりずつ
死者の速歩を追いかけさせては
逃れながらも突き入り突き刺さり
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