みょうほうれんげだいねはんきょうきょうべんなりだいせっぽう/陽向(2躯-30〜35)
を描く子供たち
君らの、視線の中の敬意
いやしくも乱れるのならば明王か
それともどんな魔たちを頼ってか
この光は、何を持ってくる
暗闇か 正直か
偽りでしかなかったはずの、世界
見ることからも離れられず
美しさは氷の中にあるとする
くさむらの中にあるニーチェは
眩いのだろうか それとも苦悶であるか
小鳥を信じてしまったのさ
そこにほんとうがある気がしてね
だけどどうやらそういうことではなかったみたいだ
なんとも 人を惑わすよな
かがみ地獄という言葉、今になれば痛々しい話だ
われながらその最中でさえ恥ずい話だ
別々の灯火は別々とは途中から分からなくなる
あれ、あら
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