詩想、ヴァーク/
ひだかたけし
意識の内に
波頭の次々と立ち
自らの音響木霊させ
思考を形創っていく
在らんとして或るもの
この世に在るもの達、
在らしめて居る原音響 、
わたしの意識の根底にも潜むを
わたしの裸形の意志の両眼が見出す
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