日曜日は終わった/番田 
 
カフェに入ると
いつも 街で
僕は探すのだ
僕の僕であることを
だけど そこを出ると
外はもう夕暮れ
飲んだ珈琲の味も忘れて
歩いた 僕は
そこに いた


部屋を出たとき
僕は自由だった
車や 人の
ダンスする この
街にいたことを
今は忘れて

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