天使の梯子/板谷みきょう
 
1.
夜の闇を抜けて、光が差す場所へ
心の中で叫ぶ声が響く空へ
重い足取りで 階段を上るたび
見えない未来を掴む その手を伸ばして
泣いた日々、喜びも悲しみも、
すべてを越えて進むんだ
沈む古い船を見送ったあの日
希望の星を胸に抱いて
天使の梯子 登るように
一歩ずつ、確かに上がっていく
この世界の隙間で、迷わずに
希望へと続く道を歩こう
あの光が照らす未来へ
手を伸ばして、羽ばたいていこう

2.
街は騒がしく、願いはいつも遠く
冷たい風に 背を向けながら
はだしじゃ 足は痛むばかり
でも、止めないよ、続けなきゃ届かない
失くしたもの、失うことを恐れず
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