イメージについて/足音に影を落とす (白と黒の考察)/洗貝新
 
きにモノクロームな世界観が必要とされるのか。
そんなこと少し考えれば〜と詩こころに長けた読み手の方々、
〜なんだよそれ。もうおわかりのことだと。そんな思いにも駆られてはきます。ですが。で?を

書き物についての白と黒の世界観(イメージ)

先に映画「シンドラーのリスト」の中で突然白黒に切り替わる場面について述べました。
あれは何を表現しよう、またはしたかったのか、ということについて少しだけ考察してみようと考えます。

光に満ち溢れ、日常は彩りに溢れた世界のなかで我々は暮らしている
あのモノクロームに切り替わる街に敷かれた強制収容所の場面には、大きく分けて二つの効果があると感じて
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