ココロの壁/栗栖真理亜
 
血が滲んでココロが痛い
何故だか君が傷付けられると私まで痛くなる
君を守りたいのにあまりにも遠すぎて守れない私を許して

嗚呼、私の涙は血の味がする

どうか君の瞳は濁らないで
純粋なほど真っ直ぐな瞳で私を見つめたように
いつまでも
いつまでも
青空と太陽とを宿して
地上を明るく照らして欲しい
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