ココロの壁/
栗栖真理亜
血が滲んでココロが痛い
何故だか君が傷付けられると私まで痛くなる
君を守りたいのにあまりにも遠すぎて守れない私を許して
嗚呼、私の涙は血の味がする
どうか君の瞳は濁らないで
純粋なほど真っ直ぐな瞳で私を見つめたように
いつまでも
いつまでも
青空と太陽とを宿して
地上を明るく照らして欲しい
戻る
編
削
Point
(0)