Lark's Tongues in Aspic。/田中宏輔
 
マニア日記』十一月二十八日、登張正実訳)

イエス・キリストですと     《事実》は、意味を必要としないものである。
男の声が言った。        (ヴァレリー『倫理的考察』川口 篤訳)

ぼくが黙っていると       わたしは彼が神ではない(、、、、)と確信していたわけではない。
落ち着き払った声で       (エリカ・ジョング『飛ぶのが怖い』12、柳瀬尚紀訳)
約束したじゃないですか     ひょっとしたら神であるか、
と言う。            (ヘッセ『別な星の奇妙なたより』高橋健二訳)

それでも、まだ黙っていると   ほれ、こうしてまた
もう一度
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