知の偏在/室町 礼
 
や泥を払って磨きをかけることで互いに知ら
なかった世界をみる。この共同作業がこの国にはない。
今は官僚の世界だけでなく文学や詩、批評の世界も知に偏りすぎている。
つまり血が頭に上りすぎて鬱血している。
話はとぶかもしれないが、
それが団塊世代以降のサヨクリベラルの本人たちは気づかない陰惨な
白く塗りたる暴力を生み出している。
その例として高橋源一郎という
小説家を例にとって次に述べてみたいと思います。(つづく)















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