風語り/ひだかたけし
 
ゆくりゆっくり大股で
朝の途を歩みいけば
かろやかに風吹き寄せて
ふわりふんわり包み込み
すぅうと春の近づき風語り
たんとん確かな感触に
やはらぐ肉身のぬくぬくと
夜毎の激痛の跡なんのその

見上げる空のただただブルー
透けた心に冬の後ろ髪微かに触れ

すぅうとまた春の近づき風語り 、

新たな季節の変遷を
更にさすらいむすび生きていけと

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