短歌になりたくてなれなかったゾンビのような/言葉の/死骸たち或いは/詩になり損ねた/死ぬに死ねない/.../TAT
短歌には
ルールがあって
季語があり
正しい模範的な書き方があると
どっかのバカがゆってる
おお酒よ
酒よ
酒よ酒よ
酒よ
酒よ
酒よ
酒よ
酒よ
酒よ
この俺の脆弱な内臓と引き換えに
俺の肝臓ととりかへばやに
今夜だけ俺に黄金を見せてみろ
今夜だけ俺を
黄金の頃の俺に戻してみせろ
なあ酒よ
搾り取るだけ絞り取っただろ?
既に俺から賭け金を
おお荒野
砂漠が井戸を
隠してるのと同じように
井
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