迷惑メールから始まる真夜中の情事/
ヤマト
深夜2時僕と君は出会い系のメールで目が覚めた
そんなことではまだまだ怒ったりはしない
精神はもう大人
「そんなこと思う時点で子供っぽいよ」
君の声がちょっとイタイ
なんとなく眠れなくなった僕達は
なんとなく見つめあい
唇を重ねる
なんとなくで始まったSEXが
いつもよりすごく気持ちよかったり
眠る君の横顔を見て
たぶん、今日本で唯一出会い系のメールに感謝してるな
なんて思ってみたり、みなかったり
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