こんなにも素敵なことが溢れている日々を/阿ト理恵
 


身の回りでは、なんて素敵なことなんだろう!的なことがリアルに起きていたりするので、ほんのひとかけらですが、お裾分けしちゃいます。

1、鳥さんのプレゼントの巻

ばあちゃんが、にこにこしながら云った。
庭にそびえる大きな樹を指差して
「鳥さんの落とし物なのよ」と。

わたしは一瞬きょとんとしてしまったら、
ばあちゃんは続けた。
「植えた覚えがないのよね、だから間違いなく鳥さんが落としてくれた種から芽が出て、こんな大きな樹になったのよ」

2、うんちくんバイバイの巻

じいちゃんが、手をふる。
紙パンツについた便に。
そして「うんちくんバイバイ」と笑っていた。
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