癒しのうた/秋葉竹
カッコつけて
生きたいと
想ったのなら
それは正しい輝きだと想ってほしい
山中の池の深淵な緑の言葉のような忘却に
寂しい目をした
でも前を向いている君の
瞳に残る真っ赤な薔薇を愛でる心は心の中に
丸い気持ちのままで
真っ赤な気持ちで転がっている
問う人の世界の記憶に残る
あざといくらいの心に沁みる嘘が希望だ
おのがこの身を草木と例えたことの愚かよ
いつまでも
成長しない木など世界にはひとつもないのに
その
叩き割られた真実の瞬間の
さまざまなカケラの無音さ
笑顔だけが
すこしだけ
世界を
ただあたたかくしてくれるなら
むろん吹く
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