ふと悲しみの星は流れる/秋葉竹
りと睡眠をとった太陽が
あからさまな笑顔で
僕を滅ぼしに
やってくるのかもしれない
僕は
どんな策も想いつかないまま
なすがまま
あるがまま
これからも
生き延びつづけ
つづけ
つづけてゆくのだろう
てのひらからこぼれ落とした
無意味みたいな未来をしっかりとみすえ
疾しい生きかただけは
しないで生きてゆくことを
希み
欲し
念じ
誓いきる
その誓いの明るさこそが
とんだ悲しみを消し去ってくれる
ましろくて
すこしは汚れたままの
立っていられる『純』かも
しれないよね
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