死者の言葉/
快晴
また朝が来て夜が来る
どんなに深い悲しみも
人はいつか受け入れる
それが出来ない者は容赦なく淘汰され
この世界にしがみつくために
私も悲しみを受け入れる
進化を義務付けられた私達は
こうしてアップデートを繰り返し
手にしたものと失くしたものとに
思いを馳せる
死者は何も語りはしないが
言葉に出来ぬものを残していく
そうしてこの世界は
死者の言葉で埋め尽くされた
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