生活があれば、SNSで反応がないぐらいで荒れない/鏡文志
これまでSNS上で過去については多少語ってきた。
最初ネットで文を書いていた時自分がなにであるか書かずに音楽についてのコラムを綴っていた。
統合失調症として福祉施設に通っていること。それまでに家庭内暴力があったこと。そう言った細々したことを避けて好きな音楽やエンターテインメントについて綴っていた。
自分を語るということが馬鹿馬鹿しいとは言わないけれど、面倒臭くて。
私には生活がある。生活の延長としてのネット内で国語があった後に算数があるように、ネット内の内容というものを実人生と切り分けて考えていたように思う。
しかし、文の内容について誤解されることも多く、出自についての理解の無さや、
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