鬱と新作について/鏡文志
今回は仕方ないは許すこと、と書いた詩を現代詩フォーラムの月ラスト作としてあげました。
どこかで意地を張っていても人間は自己を他人他者のために諦めなければいけない。そういう思いを詩に託しました。家庭内裁判を起こすといきり立っていた時期もありましたが、それに対し賛成票がない場合、諦める必要がある。個人が公でなく自分個人のためにたった一人で闘うと言う時にジョーカー的なテロリズムをとってしまいがちです。それに私は決して反対はしないけれど、どこかで自分がそれをやるのは嫌だ。それは親に感謝する気持ちだってあるのだと思う。
私には教養があった。私にはユーモアがあった。それを授けて下すったのは親でもある。
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