詩想、思考スル(改訂)/ひだかたけし
鈴なり思考の響き
内から沸き起こり
耳へと抜ける、
意識集中すれば
朝に夕に
力動絶えることなく 、
脈打つ思考生命
見えざる本性
エーテルのゆらぎ
この瞬間の
肉体へと ゆらり
うねり唸る ゆらり鈴なり
既に終わった抽象思考死体を後にし
☆
思考の鼓動を聴いている
日々の営みのなか
意識をしっかり明るませて
深みに降りていけばいく程
高みへ昇りいき
高みに昇っていけばいく程
深みへ降りていき
地に足を付けつつ天へ巻き上げられ
天に巻き上げられつつ地に足を付け
意識をしっかり明るませて
日々の
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