NWSF傳畸ロマン 斬魔屋カンテラ!!『生きてゐた小ノストラダムス』?/?任勇梓 Takatoh Yuji
 
中も、うろちよろされたんぢや、目障りだ」
 開き直る小ノストラダムス。「だからさ、殺れるもんなら殺つてみろつての。丸橋みたいに、惡魔に身を捧げても、己れの文名?からん事を望む輩ヤカラは、東京には掃いて捨てる程ゐるんだぜ」

 カンテラは然し、すらりと大刀を拔いた。眠狂四郎の「圓月殺法」よろしく、ゆつくりと圓を描く剣。「貴様の云ふ通り、『飛んだ茶番』だ。ところで、俺が大魔導士である事も貴様の文案には、あるか?」
 小ノストラダムス「(再び)?」。彼はカンテラの剣の描く圓に見入つた- 催眠術にかけられた如く。と、

 氣付けば先の兜を被つてゐる、自分を見た。「んな、何〜」
「かゝつたな。
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