雨のうた/秋葉竹
 

 

折れそうな意志と、割れそうな石
君は私をみず、
語らいの時計をみていると云う
なにもみないことと
同じだねと云うと
私に聴こえない
怯えた声で言い訳をするね

祈りには美しいひとを救うという
意味しか無いのです
神さまはいつも
心の美しいひとを
間違えずに救ってくださるのです

そして
救われたことのか弱さに
ちょっとした気恥ずかしさもあったり
私だけはなにがあっても私でありたいと
純真無垢に念じたり
祈ったり
祈る月や星さえ
なにひとつ
信じていない雨を乞う必死さ

けれど祈りには
美しいひとを救うという
意味しかないのですと
ご存知かしら?

 





戻る   Point(4)