脱走前の人生振り返り。俺の4大格。爆笑問題、こち亀、ビーチボーイズ、小林よしのり/鏡文志
履歴経歴を作ったとか、それもトライして成功したりしなかったりだ。俺は本の中身と文章の世界に引きこもっていた方がいい。現実にそれがはみ出して歌舞伎町まで行ってはちゃめちゃ出来たら尚、いい。
あの頃のお二人は魅力的だったなあ。楽しかった。ハッピーだった、暗い時代に灯りを灯すような和みがあった。それは昭和を引きずっていたお二人の感受性によるもの。歴史に学び古典の世界に生きる行儀の良さがあの二人にはあった。ナインティナイン、ダウンタウン、糞食らえ。俺はあの頃の爆笑が一番面白かったと思う。
米国に抵抗心があった俺をカリフォルニアロサンジェルスの世界にまで引きずり込んだのがビーチボーイズだ。その中心人
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