しろいし/
秋葉竹
忌まわしい過去を刻んで
狂おしい夜に汚れる
一瞬のかがり火も消え
ひとりだけ黎明が好き
朝起きた目覚めた恋情
どぉしてもキスをしたいの
忙しげ君の早朝
笑うほどふたり寂しい
いまよりも好きなひとと
ぜったいに出逢えないなら
エラ呼吸してもいいから
じゅんぱくのひとに恋する
夜だってしろくさみしい
そんなこと知らないからさと
この恋を伝えられれば
もう二度と詩など書けない
戻る
編
削
Point
(2)