しろいまち/
秋葉竹
黒い夢だけを追いかけ
やましくて下を向く夜
まぼろしの水を飲みたい
まっしろになれる冷たさ
胸の花風に吹かれて
すこしだけ泣きそうになる
馬鹿みたい凍るこころの
しろい水いまはみえない
やさしくて恋を希った
やさしくて嘘と想った
いまはもう忘れたいんだ
よる中に罪がただよい
むかしから呼ぶ声おいでと
むつみあうにくとこころ
あせなみだそして静けさ
そのあとは死んでもいいなら
ほんとうの恋をしたのね
窓のそとこの町が好き
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