THE GATES OF DELIRIUM。 ──万の川より一つの川へ、一つの川より万の川へと/田中宏輔
 
んかこわくない』上・2、矢野 徹訳)「何のこっちゃ。」(フィリップ・ホセ・ファーマー『わが内なる廃墟の断章』11、伊藤典夫訳)「どうしていつも笑ってばかりいるの?」(フエンテス『脱皮』第二部、内田吉彦訳)「いまのうちじゃ。」(A・A・ミルン『プー横丁にたった家』10、石井桃子訳)「あんたは、ぼくの世界が好きかい?」(ソムトウ・スチャリトクル『スターシップと俳句』第一部・8、冬川 亘訳)「春はまたよみがえる!」(フィリップ・K・ディック『シビュラの目』浅倉久志訳)「そのながめは、その瞬間には現実であり、そのあとではたぶん想像されたものになるわけだけれど、光子のパターンとして視覚神経のマトリックスに表
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