THE GATES OF DELIRIUM。 ──万の川より一つの川へ、一つの川より万の川へと/田中宏輔
 
『セラフィタ』四、蛯原?夫訳)「だが、考えることをやめてはいけない。」(ポール・アンダースン『脳波』3、林 克己訳)「だから、こんどはなにをする?」(A・A・ミルン『プー横丁にたった家』8、石井桃子訳)「敵打(かたきうち)がしたいのでっしゅ。」(泉 鏡花『貝の穴に河童のいる事』)「してはいけない。」(ジュール・ヴェルヌ『カルパチアの城』5、安東次男訳)「だれもこのことは知っちゃおらんぞ。不意(ふい)うちじゃ。」(A・A・ミルン『プー横丁にたった家』10、石井桃子訳)「夜は、もはやない。」(ヨハネの黙示録二二・五)「だれかが、ぬすんだんじゃよ。」(A・A・ミルン『クマのプーさん』4、石井桃子訳)。食
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