人格と世界観2/
ひだかたけし
らである。
本来の本質的な客観は主観の中に生きているのだ。
―「人間の健全な本性が全体として作用するとき、
世界を生きる人間が偉大で美しく、
価値のある全体の中にいる自分を実感するとき、
調和の喜びが純粋で自由な感動を呼び起こすとき、そのとき全宇宙は
―もしもそのときの自分が感じられたら―目標に達したと感じ、歓声を上げて、みずからの生成と生存の頂点を賛美するであろう」(ゲーテ「ヴィンケルマン」)
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