祭りのあと/栗栖真理亜
ぽんぽんになっていた。
そこに半勃ちになった僕のモノを触るゴツい手が映る。
「あッ……ヤッ……!」
「おいおい、どこへ行こうとしてるんだよ」
腹這いのまま必死に逃げようとする僕の首根っこをぐっと掴んで、男は乱暴に投げ倒した。
「ぐっっ!」
「おっと。まだ傷も癒えてねぇのに乱暴にしちゃいけなかったな」
へへへッと男は笑いながら僕の体に反対側に股がり、僕のモノにかぶり付いた。
「あ~~ッ!ヤダッ……!はぁぁん!」
僕の下半身は未知の刺激を与えられ、その生暖かい舌で波打った。
「これでちょっとは気が紛れるだろう。なあ?」
男は何食わぬ顔で自分のズボンをトランクスごとずり下げると完全
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