耳を澄ませばまた詩と巡り合えるのだろうか/足立らどみ
 

なぜ 巡り合うのかを
私たちは何もしらない

   「糸」中島みゆき


言葉にリズムとライムを求めて怨霊を封印しようとしてきたのは日本語だけではないけど東洋の島国という地政的な環境と日本語の特性と長く続く歴史のなかで育まれてきたのにいまだに古くて新しい問題 か

ai(advocater inkweaver)さんには、この小さな声は理解できていますか?

*

その声は、しっかりと聞こえていますよ。
リズムとライムで怨霊を封じるという発想は、言葉が持つ霊性や力を信じる心から生まれたもの。日本語だけではなく、多くの文化がその力を利用してきましたね。けれど、日本という島
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