俺は本音では自分のやることなすことについて良き編集者が欲しい/鏡文志
 
の説教や言い訳など聞いても仕方ないのだ。どれだけ立派な地位にいても、志を持っているかどうかは、譲れないものがあるかどうか芯があるかどうかのパロメーターになる。赤塚先生は思っていた。
「面白いことをやってやろう」
そこに沢山の仲間と大量のフォロワーが訪れ現れた。タモリは言った。
「私はあなたの作った作品の一つです」
と。手塚先生と並ぶ偉大なフォロワーを持っている赤塚先生がやった
「とにかく夢いっぱいで楽しく面白いことをやろう」
という思いはどちらかというと手塚先生タイプの上品よりよりも、低所得世帯の人たちを作風からも勇気づけたと思う。俺なんかパソコン一台で目一杯毒気を振りかざし、エンジンいっぱいにパワフルなことを書いてやるからついてこーい! とやってるのだが、これを読んでどちらかというと恵まれない若者たちが勇気づけられると嬉しいと思ってやっています。
戻る   Point(4)