冬のソナタ/板谷みきょう
 
ナ」の歌詞を
作ることにした

冬ソナのDVDを観ながら
初恋の想いを追い掛けて
言葉を書き綴っていった

ある朝目覚めたら
妻が
「いい年して誰に向かって
あんな恋文を書こうとしてるの!」
強い口調で詰問された


どうやら
恋愛に思い詰めた言葉を書き綴った
机の上の殴り書きのメモを妻が見て
勘違いしたようだった

説明を聞いて
妻は理解してくれたけれども

恐るべきは「冬のソナタ」

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