かささぎの橋/足立らどみ
しょう。
なにも切り拓く切実な必要性のない普通に生活できている一般人という括りの人たちがこの世にいるとも全く思えないのですけど、それでも今まで生活への疑問ももたずに流されるまま笑顔で毎日のほほんと生きてきていてはやはり詩は読めてもいきなり詩は書けなくて当然なのかなという(音楽を聴く人とミュージシャンの構造と同じ)結論で終わってしまうので、たぶんそれだけでもないのだろう(個人的には詩を読み続けることは今まではライフワークみたいなはずでしたのに最近は所詮はたかが詩なんだからそれでもいいとも思うのですけど)、とどのつまり詩書き人というのは一言でいうと環境も巻き込んだ才能がある人たちなのかもしれません。
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