野施行三十万円 ?/水恋鳥魚夫
みなさんこんにちは私は野施行と申します
久ぶりに帰国し挨拶をしています
申し遅れましたが野施行とはどんな意味なのかお話します
俳句の季語においては 冬に分類されます
天平の昔か、明治大正昭和の時代でしょうか
冬になると野山の小動物の食べ物が少なく生きていくのが大変です
これを見た農家の里人は憐れんでこっそりと雪の当たらない祠や岩陰に
野で厳しい冬を過ごす小動物のためご飯を置いてその命を助けた
なんとこのこと言葉も行為も日本的で美しいことです
それを本で読み、是は今日の日本でも三度の食事ができない
人びとにきっちり当てはまる
人助けは呼びかけみんな
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