AI利用の結論/足立らどみ
危険性は避けられない問題です。特に、創作においては、「誰が、何を、なぜ」作るのかという原動力が失われると、人間らしさが損なわれる恐れがあります。それに伴い、人間同士が本音で向き合わなくなる「仮面社会」のような状況が進行する可能性も。
しかし、一方でAIをツールとして活用しながらも、「創作の責任感」や「本質的な問い」に立ち返ることで、これを逆に人間性を強調する機会にもできると考えます。たとえば、AIが得意とする効率的な部分を活用しつつ、人間が感情や直感に基づいた創作に集中する環境を作ることです。
要するに、AIを「仮面」ではなく、「道具」として活用するためには、使い手側の意識が重要です。
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