旅/りつ
っと安心した。
※
帰り着いたら、夫から電話があった。
夫の顔を見ると、いろんな想いが込み上げてきて、
泣きながら詫びた。
そして、泣きながら離婚を切り出した。
自分がなぜ泣いているのか分からなかった。
今回の旅で、独りで生きていくのは怖いけど、何とかなるという自信が着いた。
もう、いい加減いいだろう。どうか自由になって下さいと思えたのだ。
今が「その時」だと感じてた。
※
どんな未来をえらんでも、私たちは縁で繋がれている。
真剣と深刻は違う。
明るく楽しく生きていこうと思う。
戻る 編 削 Point(4)