フルーツ・ツリーで待ち合わせ/天使るび(静けさが恋しい)
まもソーラーパネルで鋭敏に生きているおじいちゃん。
祖父母のお家にご挨拶にいっておばあちゃんがぼくにいつまでもお茶を出さないことに痺れを効かせたおじいちゃん。「ばあ何で出さんのぢゃ。じいちゃんが作ったる!」
おじいちゃん特製のカルピスは多分に水と1:1。泣きながらカルピスを飲んだ。叔父さんのお家からお帰りしてきたオトウサンを見るとぼくのくちから言葉にならない悲鳴が起きた。
車へと押し込まれたぼくをオトウサンは叱りつけたけれどもおばあちゃんはオトウサンのお仕事の悪口をいっていたのだよ。
「お前が悪い」そうなのか。いぢめられていたことを打ち明けたときにもいわれていたな。「
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