一万光年の彼方に/鏡文志
たから、遂には机さんに恋をしてしまったんだあ。後もう少し僕がスリスリ机さんを擦れば、木の皮がツルツルになって、そこに日が刺せば鏡になる気がするよ。
「おーい、机さん。そんなに僕を覗くなよ〜(机に顔擦り続ける。エンド)」
エンドテーマ『去りゆく二人』
朝な夕なに ここにいて欲しいのさ
日が、立ち登る頃 僕の心は 巡り巡り巡り 他には
もう、なにも要らないの
見つめる心に 愛宿るなら ならばならばならば
永遠とは 言葉じゃないの
あの雲には 日々背負って立つ 未来の模様
傘持ち二人は、駅へ
雨が降っても 風が吹いても 二人二人二人
決して離れまいと
あの頃に
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