一万光年の彼方に/鏡文志
 
One Handred Man:Man Is A Lonley. 男は孤独だ。それは何故か?
社会がそれを強要するからだ。現代男性は言葉と物語の檻の中に住んでいる。ハッ!?

(どうしよう!? 僕は、たんぽぽ。春から夏にかけて咲き誇る花。段々畑には沢山の仲間達がいる。ツツジくんもいればぶなくんもいる。風や雨が吹きすさめば、僕らはみんなで仲良く右に揺れ左に揺れ、手を繋がなくても一緒だ。そんな僕にも悩みがある。向日葵くんに恋をしてしまったんだ〜)
「向日葵くん、大好きだ〜」


One Handred Man:みんな、内的世界と外的世界との往復を生きている。外界に直ぐに放出され解消されな
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