つれづれと俳句/
朧月夜
かけている時の眼鏡を赤とんぼ
パリ五輪夏に涼しやあつかまし
紫陽花を見たあの日から幾日や
朝顔のつるりつるりと手を伸ばし
夜更けてもかなかな鳴くやゆめうつつ
紅葉葉のような手のひらで子は育ち
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